VILLAGE

金見(かなみ)集落

長寿と子宝の島・徳之島の東北端に位置する、海と森に抱かれた集落です。方言では「カナン」と呼ばれます。「結(ゆい)」の精神で、KANAN Terrace は、この集落の文化と人々とともに歩みます。

※ このサイトは、KANAN Terrace Project の紹介サイトです。宿泊のご予約・販売は、行っていません。

01 / LOCATION

徳之島の、
いちばん北東の端。

金見は、細長い徳之島の最北東端、金見崎の岬のそばにあります。島の主要な拠点からは、島を縦に貫く道を北へ進んだ先です。

  • 空港から徳之島子宝空港から、車で約24分(16.2km)
  • 港から亀徳港から、車で約35分(22.9km)
  • 中心の町から徳之島町役場(亀津)から、車で約37分(24.7km)
  • 島の中での位置島の最北東端。主要な空港・港の間の道からは外れた、静かな場所です。
  • 国立公園金見の海岸は、奄美群島国立公園の区域内(第3種特別地域)にあります。
  • 世界自然遺産登録区域は、島の中央に連なる山地(天城岳・井之川岳・犬田布岳の周辺)です。金見から登録区域まで、直線で約2.5kmです。

所要時間と距離は、資料作成時点(2023年)のものです。地図は、公開地図データ(OpenStreetMap)と、環境省の公園計画図(令和2年改定)をもとに作成した略図で、位置・区域は目安です。

徳之島の地図徳之島の海岸線と、空港、港、三つの町の中心、金見集落の位置を示す略図。金見は島の最北東端にあります。 亀津(徳之島町) 平土野(天城町) 伊仙町 徳之島子宝空港 平土野港 亀徳港 金見集落島の最北東端・金見崎 北 010km 区域の凡例世界自然遺産の登録区域(目安)緩衝地帯にあたる区域(目安)奄美群島国立公園(海域を含む)出典:環境省 公園計画図をもとに作成
徳之島の主要な拠点と、世界自然遺産・国立公園の区域、金見の位置

02 / ABOUT

明治の初めの面影を、
今に残す集落。

金見集落は、トンバラ岩や、その先の請島(うけじま)・与路島(よろじま)を間近に望む景勝の地です。晴れた日には、水平線の向こうに奄美大島の島影も見えます。31世帯・62人(2026年10月1日、徳之島町の推計人口)の小さな集落で、世界自然遺産と国立公園に囲まれています。

集落は、道路を広げた部分を除いて、明治の初めに作られた字絵図のままに残り、古風な雰囲気が漂います。徳之島の集落文化が、色濃く受け継がれている場所です。

徳之島について →

参考:徳之島町の公開情報

金見崎から望む、金見の海とサンゴ礁、集落
金見崎から望む、金見の海と集落
金見集落の史跡と名所の位置
史跡・名所の位置(航空写真に書き込み)

03 / HISTORY

祈りの場が点在する、
歴史ある土地。

  • 豊受神社山手にあり、鍛冶神(かじがみ)を祀る聖地が近くにあります。
  • ティランメェ(寺前)聖地の近くで、集落を見下ろす地点です。
  • フーゴゥ少し下ったところにある、水神を祀る場所です。
  • トネ・ミーヤ海辺に点在する、ノロ(祭祀を司る女性)の祭場です。

04 / LANES

ガジュマルの木陰と、
海へ下る坂道。

金見の集落には、ガジュマルの大樹が、あちこちに枝を広げています。木陰の下にはベンチがあり、夏の暑い昼間や、海からの涼しい風が吹き始める夕暮れどきになると、集落の人たちが、自然とガジュマルの下に集まってきます。そんな風景が、いまも金見に息づいています。

ガジュマルは、沖縄や奄美など南西諸島で、精霊が宿る木とされてきました。ここ金見でも、ガジュマルは御神木として、古くから崇められてきました。大きな木の下に集まる人びとの姿は、木とともに暮らしてきた島の時間を、いまに伝えています。

集落は、海に向かって、なだらかに下っています。坂の向こうには、いつも海が見えます。

ガジュマルの大樹が枝を広げる、集落の坂道
ガジュマルが枝を広げる、坂の小径
海に向かって下る、集落の路地
海に向かって下る、集落の路地。坂の向こうに海が見える
集落に立つ、ガジュマルの大樹
集落に立つ、ガジュマルの大樹
海が見える、集落の坂道
坂の先に、海が見える

集落は、住民の暮らしの場です。撮影や散策のときは、静かに、私有地に入らないでください。

05 / AMAMI TRAIL

集落の中が、
奄美トレイルの一部です。

奄美トレイルは、奄美群島の8つの島をつなぐ、長距離の自然歩道です(14エリア・51コース・総延長約550km)。徳之島には9つのコース(約98km)があり、その最北が金見・手々コース(8.3km)。金見の集落そのものが、コースの一部になっています。

コース名
金見・手々コース(徳之島町エリア)
距離
8.3km
テーマ
大自然と共存、懐かしさを感じる潮の香り漂う集落を歩く
主な見どころ
金見崎展望台、ソテツトンネル、豊穀神社、手々海浜公園

コースは、集落の路地を抜け、ガジュマルの木陰を過ぎて、海岸へ続きます。住民が暮らす集落の道を、歩く人が通り抜ける。金見は、そうした道のある集落です。

歩くときのお願い
  • 集落は、住民の暮らしの場です。静かに歩き、私有地には入らないでください。
  • 動物や昆虫を捕まえたり、植物を採ったりしないでください。希少な生き物の多くは、法律で守られています。
  • 夜の道路には、生き物が出てきます。車は、ゆっくり走ってください。
  • 徳之島には、毒をもつハブが生息しています。草むらや木の枝に注意し、長袖・長ズボンで歩いてください。
  • 外来の生き物を、持ち込まないでください。

出典:鹿児島県「奄美トレイル」の公式情報(リーフレット、コース情報)。コースの内容・状況は、変わる場合があります。歩く前に、最新の情報をご確認ください。

徳之島の奄美トレイルについて →

06 / NATURE

歩いて巡る、海と森の見どころ。

金見の白砂とサンゴ礁の海

金見海水浴場・イノー

白い砂浜と、サンゴ礁に守られた穏やかな浅い海(イノー)。集落内でも希少な海岸です。

ソテツと赤いハイビスカスに囲まれた、緑のトンネルのような小径

金見崎展望所・ソテツトンネル

集落と海を見下ろす展望所と、ソテツが茂るトンネルの小径。トゥッカなどの景勝地も、徒歩圏にあります。

ソテツ越しに昇る朝日

朝日の海

東向きの海岸から、太平洋の水平線に昇る朝日を望めます。

周辺には、奄美トレイルの金見・手々コースが通っているほか、島の北部には、山クビリ線、ムシロ瀬、山ホワイトビーチ、手々海浜公園などの景勝地が続きます。徳之島世界遺産センターも、整備されています。

00 / CLUB

集落と共に歩む。
カナンあまちゃんクラブ

「母浜回帰、カナンネイチャー。」を掲げ、2019年春、金見集落の住民が立ち上げた団体です。来訪者の受け入れの中心を担い、体験の提供と、ジビエカフェ「とうぐら」の運営を行っています。KANAN Terrace は、この受け入れ基盤と連携して、集落との取り組みを進めます。

カナンあまちゃんクラブの活動

  • 体験エコツアー、SUP・カヤック・ガイドツアーなどのアクティビティ
  • 食ジビエカフェ「とうぐら」(食事・ガイドなど)

集落の住民が、それぞれ運営する店舗など

  • 宿住民が運営する「金見荘」
  • お店飲食店「ぶるぅーめぇーる」、貝殻・野菜・果物の店「TARA」
  • ものづくり菓子製造の「太良製菓」(集落の産業)

集落の行事と、暮らしを支える取り組み

  • 集落の行事祭りやビーチクリーンに、来訪者も参加できます。
  • 働く人を応援カフェ、キッチンカー、海の家などを試せる開業の場づくり
  • 空き家と移住空き家の活用と、移住の促進。NPO法人あまみ空き家ラボの徳之島事務所が、集落の中にあります。

支援:日本財団「海と日本」PROJECT

集落の人と料理をする
庭から望む金見の海岸

08 / SEASONS

四季と、島の行事。

CULTURE

文化

代々受け継がれてきた伝統や習慣、集落の歴史。

FOOD

食

地元の食材を活かした料理と、季節ごとの味わい。

FARM

農

土地と向き合い、作物を育てる人々の営み。

EVENT

行事・イベント

集落の年中行事や祭り、島全体が盛り上がるハーレー大会や体育祭。

09 / FUTURE

金見の魅力を、
これからも紡ぎ、継承する。

金見には、海と森、そして受け継がれてきた暮らしという、かけがえのない魅力があります。担い手の減少や空き家、日帰りの来訪者が多く、滞在の場が限られていることなど、向き合う課題もあります。だからこそ、住民、行政、ビジネスリーダー、移住してきた人たちが、立場を超えて力を合わせ、金見の未来を紡ぎ、次の世代へ継承するために、立ち上がります。

PLACE A

住民と来訪者が交わる場所

集落の土地を、誰でも分け隔てなく集える、住民の憩いの場、来訪者が集落を知る場所にします。カフェ、物販、シャワー、広場など、使い方は住民との対話を重ねて考えます。住民が主体的に活動・活躍したくなる仕掛けや、移住・起業を目指す方のお試し開業の場も検討します。

PLACE B

来訪者が泊まり、巡る拠点

ヴィラは、集落の静けさを守りながら、日帰りだった来訪者が1泊以上して集落を巡るための拠点になります。滞在中の消費が、集落に還ります。

FOR VILLAGE

収益を、集落へ

事業の収益の一部を、集落の整備や活動に活かす仕組みをつくります。

この取り組みは、地元自治体とも協業しながら、地元の住民の皆さま、そして、これまで集落で続けられてきた取り組みと協業して進めます。

プロジェクトの詳しい内容を見る →

10 / VISIT

集落を訪れる際の、お願い。

  • お車で集落内の道は狭く、車のすれ違いが難しい場所があります。駐車は、金見崎ソテツトンネルの駐車場をご利用ください。
  • 公共交通北部エリアは、事前予約制のデマンドバスです。最寄りは「金見入口」です。
  • 集落は、住民の暮らしの場です静かにお過ごしいただき、私有地には立ち入らないでください。
金見海岸と集落の土地

FOLLOW

金見の今を、見てください。

集落の取り組みは、次の場所で発信されています。

カナンあまちゃんクラブ(公式サイト)

カナンあまちゃんクラブ(Instagram)

徳之島ほっくほくチャンネル(YouTube)